【65歳以上の無職夫婦】「みんなの1カ月の生活費」はいくら？「生活費の内訳・年金月額・貯蓄額」の平均を一気見！ 元金融機関職員が現代シニアのリアルなお金事情を徹底解説！

2. 【65歳以上】貯蓄額の平均と中央値はいくら？

同資料より、65歳以上全体の貯蓄額についても見ていきましょう。

2.1 世帯主が65歳以上の世帯の貯蓄現在高（二人以上世帯）平均・中央値

• 平均：2462万円
• 貯蓄保有世帯の中央値：1604万円

2.2 世帯主が65歳以上の世帯の貯蓄現在高の金額別世帯分布 （二人以上世帯）

• ～100万円未満：7.9％
• 100万円～200万円未満：4.1％
• 200万円～300万円未満：3.2％
• 300万円～400万円未満：3.7％
• 400万円～500万円未満：3.0％
• 500万円～600万円未満：4.1％
• 600万円～700万円未満：3.1％
• 700万円～800万円未満：3.1％
• 800万円～900万円未満：2.9％
• 900万円～1000万円未満：2.3％
• 1000万円～1200万円未満：5.5％
• 1200万円～1400万円未満：4.3％
• 1400万円～1600万円未満：4.3％
• 1600万円～1800万円未満：4.2％
• 1800万円～2000万円未満：3.2％
• 2000万円～2500万円未満：7.1％
• 2500万円～3000万円未満：6.6％
• 3000万円～4000万円未満：8.7％
• 4000万円以上：18.8％

平均は2462万円ですが、貯蓄保有世帯の中央値は1604万円でした。

金額ごとにみるとわかる通り、世帯差が大きなことがわかります。

貯蓄500万円未満は21.9％な一方で、貯蓄2000万円以上は41.2％でした。

上記を見てもわかる通り、貯蓄額には個人差があります。

貯蓄をするには退職金や相続資産、ボーナスなどもありますが、毎月一定額を貯蓄する貯蓄習慣を早くからつけることも大切です。