1.2 新NISAの非課税保有限度額は1800万円

新NISAの非課税保有限度額は、1800万円です。

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がありますが、成長投資枠のみの利用の場合、非課税保有限度額は1200万円です。

新NISAの非課税保有限度額は1800万円

新NISAの非課税保有限度額は1800万円

出所:金融庁「NISAを知る」

つみたて投資枠

  • 年間投資枠:120万円
  • 投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託

成長投資枠

  • 年間投資枠:240万円
  • 投資対象商品:上場株式・投資信託等

新NISAの特徴

  • つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
  • 非課税保有限度額の再利用が可能

新NISA口座で保有している株式や投資信託を売却すると、その分だけ非課税保有額が復活するため、翌年以降に再利用可能です。※簿価残高方式で管理

1.3 つみたて投資枠の対象商品は310本(2025年2月7日時点)

2025年2月7日時点で、つみたて投資枠の対象商品は310本あります。

つみたて投資枠対象:310本

  • 公募投信:株式型:国内56本・内外30本・海外82本
  • 公募投信:資産複合型:国内5本・内外127本・海外2本
  • ETF:国内3本・海外5本

つみたて投資枠対象商品は、金融庁が告示した要件を満たす「長期・積立・分散投資」に適した国内外の投資信託やETF(上場株式投資信託)に限定しています。

種類が豊富なため、自身のリスク許容度に合った商品を探してみましょう。

次に、つみたて投資枠を活用して、老後資金を準備するためのシミュレーションを紹介します。