厚生労働省が2025年2月5日に公表した「毎月勤労統計調査 令和6年分結果速報」によると、2024年の実質賃金は前年より0.2%減少しました。これで3年連続のマイナスとなります。
物価上昇が進む現代社会で、社会保険料などの負担は今後ますます増えていくことが予想されます。現役世代の人は、毎月の給与から社会保険料が天引きされていますが、実は年金も基本的に社会保険料や税金が天引き対象となることをご存知でしょうか。
公的年金は老後の生活を支える大切な収入源ですが、年金にも「額面」と「手取り」があり、実際に受け取れる金額は思っているより少なくなる場合があります。
この記事では、老齢年金から引かれる税金や社会保険料について詳しく解説していきます。