4. 老後への資産形成は計画的に
今回はシニア世代の貯蓄事情について深掘りしてきました。シニア世代のリアルなお金事情を知ることで今後の老後資金準備の一助になれば幸いです。
老後資金をどのように準備するか手段は様々です。最近は資産運用を取り入れる方が増加傾向にあります。
2024年から新NISAがスタートしたことにより、世間でも貯蓄から投資への動きが大きく促進されたと言えるでしょう。
ただし、資産運用にはリスクが伴います。老後に向けた資産形成を始める際は、ご自身に合っている方法で計画的に行いましょう。
5. 【ご参考】70歳代・二人以上世帯の貯蓄額(金融資産保有世帯のみ)
- 100万円未満:7.0%
- 100~200万円未満:6.3%
- 200~300万円未満:5.4%
- 300~400万円未満:5.8%
- 400~500万円未満:3.1%
- 500~700万円未満:7.7%
- 700~1000万円未満:7.2%
- 1000~1500万円未満:12.7%
- 1500~2000万円未満:8.2%
- 2000~3000万円未満:9.1%
- 3000万円以上:24.3%
<貯蓄額平均と中央値>
- 平均:2188万円
- 中央値:1100万円
参考資料
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
LIMO編集部