2. 角を発見した際は「角の根元の頭蓋骨部分だけが見える状態」だった

コメント欄には、「すげー!」「頭蓋骨が残存しているように見えるので、生え変わりでポロリと取れたわけではなさそうですね」「頭蓋骨付きだ…」など、投稿を見たXユーザーからの感想が寄せられました。

コメントに対してMORIXさんは、「最初、頭骨の一部が流木に見えました。渓流域では角や骨は比較的よく見かけますが、河川中流部のこのエリアで拾ったのは初めてでした」と明かしています。

普段は、子供達に生き物の魅力や自然の大切さを伝える仕事をしているというMORIXさん。鹿の角を発見したときの心境を聞いてみると「普段見慣れているせいか、正直そこまで驚きはなかったです。山に入れば動物の骨や角がよく転がっているので」と明かしました。

発見当時、水の中では角の部分に草が絡まっていて、角の根元の頭蓋骨部分だけが見える状態だったといいます。

当時の詳しい状況については「『カッコいい流木見っけ!→なんだ、鹿の角か…って、デカっ!』といった流れで撮影し、角は川に戻しました」と振り返ります。

続けて「山から離れた川の中流域で、ここまで完全な状態の角を見つけるのは初めてだったので、そこは驚きでした」と話してくれました。

3. 兵庫県の観光入込客数は1億人超

大きな話題となった「川で発見した大きな鹿の角」ここからは写真の撮影地である兵庫県について紹介します。

日本列島のほぼ中央に位置する兵庫県。世界遺産「姫路城」や、古くから親しまれる温泉街「有馬温泉」といった名高いスポットが多く、県外からも多くの観光客が訪れています。

2023年の兵庫県の観光入込客数は1億2232万人で、前年度を782万人上回る結果となっています。

観光消費額(名目)は1兆5677億円で、観光産業県内総生産(名目)は8392億円でした。なお、2023年度の「県内観光消費額にかかる経済波及効果」は2兆3127億円となっています。

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「兵庫県の川で発見した鹿の角」を紹介しました。

投稿主の「@morix082」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、野外観察で出会った生き物に関する投稿をされています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

小野田 裕太