2.4 【30万円以上~:1万3923人】

30万円以上 1万3923人

男性の場合、平均年金月額14万円以上から受給者人数が多くなります。男性の厚生年金平均月額は16万6606円ですから、この前後がボリュームゾーンになります。

反対に、平均受給額が20万円を超えると減少が顕著になります。25万円以上受け取っている男性は合計で約27万人まで減少、割合は全体の約2.6%です。

参考:標準的な夫婦の年金額(例)

厚生労働省は「平均標準報酬(賞与含む月額換算)45.5万円(男性の平均的な収入)で40年間就業し、年金を受け取り始める場合」をモデルケースとして、この場合に受け取れる年金額の例を挙げています。

令和7年度の場合は下記のとおりです。

  • 国民年金(老齢基礎年金を満額受け取った場合の1人分):6万9308円
  • 厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額):23万2784 円

厚生年金には妻の老齢基礎年金(満額)6万9308 円が含まれているため、夫の厚生年金部分(※老齢基礎年金部分を含む)は実質的に16万3476円になります。

厚生年金は加入期間や給与・賞与額によって、受け取る金額が個人によって異なります。年金の見込み額に関しては、年金定期便やねんきんネットで調べるのが正確ですので、定期的に確認しておくことをおすすめします。