2. 【AIがPCにもたらす新しい価値】dynabook XP9はセルフ交換バッテリーを採用
まずは、dynabook XP9のハードウェアとしての性能を解説していきます。同PCは14型のノングレアWUXGAディスプレイを搭載することで十分な作業環境を確保しつつ、重量は1kg未満という軽量ボディを実現しています。
CPUにはインテル Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)を採用。高負荷のAI処理をスムーズに行える十分なパワーを持たせました。また、強力なCPUに独自の冷却技術である「dynabookエンパワーテクノロジー」を掛け合わせ、パフォーマンスを最大限に引き出せるようにしています。
ユニークなのが、バッテリーを自分で交換可能な「セルフ交換バッテリー方式」を採用している点です。理由はエッジAIはクラウドではなくマシン内で処理を実行するため、マシン自体を交換することが、これまで以上にデメリットになるためです。杉野本部長も「エッジAIはマシン自体を継続して使用することが重要」と指摘しています。