4. 新NISAを活用するなら、50歳代は早めのスタートを!
つみたて投資は、長く続けることで投資元本が徐々に増加し、複利効果が尻上がりに高まります。早めに投資をスタートすれば、それだけ投資元本が大きくなるので、複利効果を得る上において有利です。
また、つみたて投資は投資機会を分散させていることにもなるので、取得単価を平準化する効果が期待できます。積立を継続することで、徐々にリスクが小さくなり、元本割れの可能性も低くなります。
50歳代はリタイアまでの期間が短いため、リタイア後も投資の継続をおすすめしたいところですが、収入や健康上の理由などから、リタイア以降は投資を続けることが難しくなる場合もあります。
積み立てはストップしたとしても、運用自体は継続することができるので、リタイア後の運用は低リスク資産にシフトしつつ、減らさない運用を続けることを検討してみましょう。
運用中の資産は生活に必要な分だけを解約できます。最近は、運用しながらお金を取り崩した場合をシミュレーションできるサイトもあり、運用していない資産(普通預金など)からお金を取り崩す場合と比較することもできます。
老後の生活費などを計算するとき、利用してみてはいかがでしょうか。