4. 公的年金だけに頼らない「投資による資産形成」も視野に
今回解説したように、年金を月額20万円以上受け取っている方の割合は、全体のわずか16.3%です。
老後を迎えてから後悔しても遅いので、現役で働いているうちから老後の生活について考えておきましょう。
また、繰下げ受給等により年金額を増やすことも重要ですが、それでも老後の生活を支えるには不十分な可能性があります。
そのため、以下のような方法で公的年金だけに頼らない資産形成を行うことも検討しましょう。
- iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入する
- NISA(少額投資非課税制度)で積立投資を行う
- 個人年金保険に加入する
銀行預金で堅実に貯金するだけでは資産を増やすのが難しいので、投資による資産形成も視野に入れ、老後に向けて準備を始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
加藤 聖人