元銀行マンである筆者は、業務を通じて中小企業の代表者と多く面談してきました。その中で、賃金設定に悩まれている方が多い印象を受けました。

そこで本記事では、憧れの年収ラインとしてあがることの多い「年収1000万円」以上の割合を紹介します。

また、他の年収帯の割合も確認し、それぞれの年収帯の方がどの程度の割合を、収入から貯蓄に回しているのかについても見ていきます。

ご自身の収入や貯蓄の割合と比較しながら、今後の資産形成の参考にしてみてください。

1. 日本の給与所得者の中で「年収1000万円以上」の人は何%いる?

まずは、国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」を参考に、日本の給与所得者の割合を確認していきましょう。