3.3 男女計の構成割合

  • 100万円以下:413万6000人 8.1%
  • 100万円超 200万円以下:622万6000人 12.3%
  • 200万円超 300万円以下:709万3000人 14.0%
  • 300万円超 400万円以下:825万5000人 16.3%
  • 400万円超 500万円以下:781万7000人 15.4%
  • 500万円超 600万円以下:550万4000人 10.8%
  • 600万円超 700万円以下:362万1000人 7.1%
  • 700万円超 800万円以下:248万8000人 4.9%
  • 800万円超 900万円以下:163万8000人 3.2%
  • 900万円超 1000万円以下:119万1000人 2.3%
  • 1000万円超 1500万円以下:203万5000人 4.0%
  • 1500万円超 2000万円以下:45万1000人 0.9%
  • 2000万円超 2500万円以下:14万3000人 0.3%
  • 2500万円超:16万2000人 0.3%

男性のボリュームゾーンは「400万円超 500万円以下」、女性は「100万円超 200万円以下」となっています。

子どもがいる家庭では、女性が非正規のパートタイムで働くケースも多く、ボリュームゾーンは平均値よりも低い水準にあります。

4. まとめにかえて

30~50歳代の平均年収は、男性が492万円から712万円、女性が330万円から345万円となっています。

このデータからも分かるように、職種や働き方によって年収には大きな差があり、男女間の格差も依然として存在しています。

年収を増やす方法には、昇進や昇給、スキルアップ、転職、副業などさまざまな選択肢がありますが、いずれも簡単に実現できるものではありません。

そのため、年収が思うように増えず、将来のための貯蓄や投資に十分に取り組めていないと感じている方も多いのではないでしょうか。

収入を増やす努力に加え、家計をしっかり把握し、支出を見直すことも重要です。

収入と支出の両面からバランスを考え、自分に合った方法で将来への備えを進めていきましょう。

参考資料

加藤 聖人