6. 老後の準備は備えあれば憂いなし
今回は現役シニア世代のリアルなお財布事情について眺めてきました。
長引く低金利のいま、貯金だけでは効率的な資産の積み増しは不可能です。
「時間を味方にする」、出来ることから始めてみることの重要性はより増していると感じます。
では実際何からスタートすればいいのか?
情報であふれる現代、お金にまつわる「おトク情報」は意外と身近に転がっています。
まずはアンテナ高く、いろんなことに興味を持って知ることから始めてみるといいでしょう。
また、話題の資産運用を取り入れることも選択肢のひとつです。
もちろん運用にはリスクがつきものですが、手段によってその大小は異なります。自分に合った方法があるのか情報収集してみるのもいいですね。
何事も早めの行動が吉です。将来の生活を安心して迎えるための備えを身につけていきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和5年簡易生命表の概況」
- 厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」
- 帝国データバンク「定期調査:「食品主要195社」価格改定動向調査―2024年通年/2025年見通し」
笹村 夏来