大学入試も佳境を迎え、すでに入学に向けた準備を進めているという人も多いのではないでしょうか。

新しい生活の始まりを見据え、ワクワクした気持ちになりますね。

その中で考えたいのが、車の運転免許の取得についてです。

大学入学後でも取得できるものの、授業やサークルなどが忙しく、教習所に通う時間が取りづらいという方もいるかもしれません。

一方で、アルバイト先では運転免許の保有を求められるケースもあることから、早めに免許を取得すればよかったと思うことがあるかもしれません。

しかしながら、費用の問題から、なかなか運転免許の取得を考えられない方もいるでしょう。

そこで今回は、20歳の人たちがどのくらい普通自動車の運転免許を取得しているのか、また、免許資格取得のための費用の工面方法や、マイカー保有意向などについてのアンケート調査結果を見ていきます。

1. 20歳の運転免許保有率は何割?

ソニー損害保険株式会社が実施した、2004年4月2日~2005年4月1日生まれの方を対象にした「20歳のカーライフ意識調査」を見ていきましょう。

1.1 調査概要

  • 調査期間:2024年11月13日~12月2日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする2004年4月2日~2005年4月1日生まれの男女(男性500名、女性500名)
  • 有効回答数 :1000サンプル(有効回答から1000サンプルを抽出)
  • 実施機関 :ネットエイジア株式会社

1.2 普通自動車免許の保有率は約5割

「普通自動車運転免許を持っているか」という質問に対し、20歳の53.5%の人が「持っている」と回答。

オートマ限定が40.6%、マニュアルが12.9%という結果でした。

女性は男性よりも「普通自動車免許(オートマ限定)」を取得している人が多い一方、男性は女性よりも「普通自動車免許(マニュアル)」を取得している人が多いと分かります。

また、普通自動車免許の保有率は、都市部(※)は46.3%、地方では55.5%と、地方が9.2%高いことが分かります。

:市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」としています。
これ以降の文中における「都市部」「地方」の基準についても、同様です。

2. 教習所費用はどう工面している?マイカーの所有割合も

「免許を取ろう」と考えている人でも、高いハードルとなるのが教習所に通うための費用。

20歳の段階では、多額の費用を捻出するのが厳しい方も多いでしょう。そのため、憧れのマイカーを持つことも悩ましいものです。

では、実際に教習所の費用をどうしたか、マイカーをどのくらいの人が持っているのか見てみましょう。

2.1 教習所の費用は「親にもらう」が過半数

普通自動車免許を持っている方または現在教習所へ通っている方587名を対象に、「教習所の費用をどのようにして準備したか」を聞いたところ、「親にもらった」が55.2%で最も多い結果に。

次いで「親に借りた」が14.7%、「アルバイトして貯めた」が13.6%、「お年玉などを貯めた」が8.5%となりました。

「親にもらった」という人が多い一方で、前借りや、アルバイト・お年玉などでお金を貯めて、費用を自分で工面する人も一定数いるようです。

また割合は少ないですが、ローンを組んだ人やクレジットカードで支払いをした人もいることがわかります。

2.2 車の保有率は約1割

「車(バイクを除く)を持っているか」という質問に「自分の車を持っている」と回答した人は12.9%でした。

また「自分の車を購入する予定がある」は10.3%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は41.6%でした。
「購入するつもりはない」は35.2%となりました。

「自分の車を購入する予定がある」と「購入する予定はないが、いずれは欲しい」を合計した『購入予定または購入意向あり』は51.9%でした。

「自分の車を持っている」と回答した人は、都市部では7.3%であるのに対し、地方では14.5%と倍近くになっています。

都市部よりも、地方における車の必要性が高いことが、ここからも分かりますね。

3. 若者の車離れ、どう思う?

「車を所有する経済的な余裕がない」に対して「とてもあてはまる」が28.2%、「ややあてはまる」が25.9%となり、計54.1%の人が「あてはまる」と認識しているようです。

一方、「車を所有しなくてもカーシェアで十分だと思う」という項目に対して「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と回答した人は計28.8%と低い結果に。

車を所有したいものの、経済的な理由から所有できない人も多いことが分かります。

4. まとめにかえて

今回は、20歳の方を対象にした、運転免許や車に関する意識調査の結果を見ていきました。

約半数の人が普通自動車免許を持っている一方で、自分の車を持つ人は約1割程度でした。

いつかはマイカーを持ちたいと考えている人は多いものの、経済的余裕がないことも見て取れます。

運転免許を取るだけでも多額の費用が掛かりますが、今はカーシェアやレンタカーなどの選択肢も多く、車を気軽に利用しやすくなっています。

楽しいカーライフを送りたいという方は、費用の工面をよく考えながら、免許取得に向けて計画してみるといいかもしれませんね。

参考資料

LIMO・U23編集部