《最新データから見る》厚生年金・国民年金は平均いくらもらえる？60歳代～80歳代の支給額一覧と個人差を解説！【2月14日は年金支給日】厚生年金・国民年金の平均額と個人差をチェック

3. 【厚生年金】「60歳代・70歳代・80歳代」の「年金月額」を一覧表でチェック

厚生年金についても同様に詳しく見ていきましょう。

厚生年金の加入者は、第1号から第4号に分けられていますが、今回は民間企業などで働いていた人が受け取る「厚生年金保険（第1号）」（以下では「厚生年金」と記載）の年金月額に焦点を当てます。

※なお、この記事で紹介する「厚生年金保険（第1号）」の月額には、国民年金（基礎年金）の部分も含まれている点にご注意ください。

60歳代の厚生年金額

※65歳未満の厚生年金保険（第1号）の受給権者は、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げにより、主に定額部分のない、報酬比例部分のみの者

70歳代の厚生年金額

80歳代の厚生年金額

65歳以上の平均年金月額は14万円台から16万円台であり、国民年金のみを受け取る場合の約3倍の水準です。

ただし、この厚生年金の金額には国民年金（基礎年金）の分が含まれていますす。

また、厚生年金は「報酬比例」の年金なので、現役時代の収入や働き方によって受給額に大きな個人差が生じる点も押さえておきましょう。

厚生年金の受給者の中には、国民年金の平均月額に満たない人から高額受給者までおり、受給額に大きな差があります。

次では、この「年金額のばらつき」に注目してみましょう。