年末年始は何かと買い物をする機会があり、クレジットカードを頻繁に利用するという方もいるでしょう。クレジットカードは、現金を持ち合わせていなくても決済できる便利なものですが、不正利用されるリスクがあるため注意が必要です。

一般社団法人 日本クレジット協会が行った「クレジットカード不正利用被害額調査」 によると、2023年に発生したクレジットカードの不正利用被害額は、540.9億円にも上ります。中でも、「番号盗用被害額」が93.3%を占めており、被害額は500億円を超えています。

クレジットカードの不正利用の手口とはどのようなものなのか、その実態や防止するための対策などを解説していきます。