1.2 【お金持ちであり続けるための習慣2】「早起き」して自分の時間を作る
お金持ちの方は、経営者や専門職の方も多く、多忙な日々を過ごしているケースが多いです。
自分のことは二の次で、会社のことや社員のこと、仕事で関わる方などに向き合う時間が1日の大半を占めているというお金持ちの方も少なくありません。
しかし、多忙な日々であったとしても、朝の時間を活用して「自分の時間」を確保する傾向にあります。
早起きして、早朝の静かな部屋の中でニュースをチェックしたり、考えごとをしたり、なかにはジョギングやトレーニングなどに励む方もいます。
早朝の時間を使って、多忙の日々で疲れた頭の中を整理したり、身体を動かして気分転換をしたりするなど、過ごし方はさまざまです。
朝起きて、バタバタと用意をして仕事に取り掛かるのではなく、早起きをして自分の時間を確保することで、本業にしっかりと取り組めている様子が印象的でした。
お金持ちの方が確保している「朝の自分時間」は、本業で力を発揮するための準備運動のようなものかもしれません。
1.3 【お金持ちであり続けるための習慣3】日々の「コストを意識」してどれだけ節約できるか考える
お金持ちの方は、お金をとても大切にします。
電気代やサブスク費用、ガソリン代など、生活のあらゆるコストを日々意識して、どれだけ節約できるか考えている方が多い傾向にあります。
時代の流れによって料金設定が変わったり、店舗ごとに価格が異なることがあるため「よりお得なものはどれか」比較して選ぶよう心掛けています。
そのため、お金持ちの方の多くは、何か契約したとしても長期間放置することなく、よりお得なプランや価格設定のものがないのか常にアンテナを張って生活をしています。
日々のコストを見直すことで、ご自身やご家族にとって本当に必要なものにお金をしっかりかけられるよう、日々努力している様子が印象的でした。
ここまで、富裕層が「お金持ちであり続けるための習慣」について、証券会社の元富裕層担当社員である筆者が見たケースをまとめてきました。
では、「日本の富裕層」はどれくらいの資産を保有しているのでしょうか。保有資産規模や世帯数について、次章で詳しく見ていきます。