9. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年12月20日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年11月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

10. 2024年11月分のコンビニの月次情報

11月の全店売上高は9640億1400万となり、対前年同月比1.9%増となりました。全店は36ヶ月連続のプラス・既存店は12ヶ月連続のプラスとなっています。

11月は紅葉狩り等の行楽需要により訪日外国人を含む来店客数が増加したことに加え、おにぎり、菓子、ソフトドリンク
が好転に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。また、下旬にかけての気温低下に伴い、中華まん、ホットドリンクも好調に推移しました。

店舗数については全店で5万5692となり、11月は対前年同月比0.1%減です。

来客数については13億5185万6000人で、対前年同月比で1.6%増となっており、全店・既存店ともに2ヶ月連続のプラスです。

平均客単価は713.1円で、対前年同月比で0.3%増となりました。

11. 2024年11月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比1.1%増(売上構成比35.7%)
  • 加工食品:前年同月比3.7%増(売上構成比27.7%)
  • 非食品:前年同月比2.7%増(売上構成比32.2%)
  • サービス:前年同月比11.9%減(売上構成比4.4%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

LIMO編集部