2. 70歳代令和シニア世代単身世帯の貯蓄額の割合は？
つづいて、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]（令和5年）」のデータをもとに、70歳代令和シニア世代における単身世帯の貯蓄額の割合について解説します。
2.1 【70歳代令和シニア世代単身世帯】貯蓄ゼロ世帯は3割に迫る
70歳代令和シニア世代の単身世帯の「貯蓄ゼロ世帯」は26.7%で、全体の3割に迫る勢いです。
【70歳代令和シニア世代・単身世帯の金融資産保有の割合】
- 金融資産非保有：26.7%
- 100万円未満：5.8%
- 100万円～200万円未満：4.3%
- 200万円～300万円未満：4.1%
- 300万円～400万円未満：3.3%
- 400万円～500万円未満：2.5%
- 500万円～700万円未満：6.6%
- 700万円～1000万円未満：5.1%
- 1000万円～1500万円未満：8.6%
- 1500万円～2000万円未満：5.3%
- 2000万円～3000万円未満：8.2%
- 3000万円以上：17.3%
2.2 【70歳代令和シニア世代単身世帯】貯蓄ゼロ世帯は貯蓄額3000万円以上より多い結果に
「貯蓄ゼロ世帯」は26.7%で、「貯蓄額3000万円以上世帯」は17.3%です。
貯蓄額3000万円以上より貯蓄ゼロ世帯の割合が多くなっています。
おひとりさま世帯は自由にお金を使えるイメージですが、貯蓄への意識は薄いといえるでしょう。
では、30歳代から70歳代の貯蓄額の実態を紹介します。
