2. 【年代別】住民税非課税世帯はどの世代に多い？
政府が度々実施する経済支援策では住民税非課税世帯が対象となることが多く、「現役世代には恩恵がない」といった声を耳にすることもあります。
では、実際のところ住民税非課税世帯とはどのような年代が多く含まれているのでしょうか。
2.1 各年代における住民税課税世帯の割合
厚生労働省の調査によると、各年代の世帯数に占める住民税「課税世帯」の割合は下記の通りとなっています。
なお、それ以外の世帯はすべて「住民税非課税世帯」というわけではなく、不明の世帯も含まれている可能性があります。
- 30歳代：88.0％
- 40歳代：90.0％
- 50歳代：86.4％
- 60歳代：78.3％
- 70歳代：64.1％
- 80歳代：47.5％
- 65歳以上（再掲）：61.9%
- 75歳以上（再掲）：50.9％
上記結果を見ると80歳以上は52.5％が住民税課税世帯以外となっており、半数以上が住民税非課税世帯であることが推察されます。
続いて多いのが70歳代で、3分の1以上が住民税非課税世帯であると考えられます。
