3. 新NISAは「旧NISAと比べて、どこが違う?」
新NISAのポイントを、旧NISAからの変更点を踏まえて整理してみましょう。
3.1 新NISAのポイント
- 非課税保有期間が無期限に
- 制度(口座開設期間)が恒久化
- つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
- 年間投資上限額が増える
- 非課税保有限度額(総枠)が新設される
- 非課税保有限度枠(総枠)の再利用が可能
先述の通り、新NISAでは「成長投資枠(一般NISAの後継)」「つみたて投資枠(つみたてNISAの後継)」の併用が可能となり、非課税保有限度額(総枠)は最大で1800万円と設定されました。
その他、非課税保有期間や投資可能額も大きく拡充しています。
具体的に見ていくと、旧NISAでは非課税保有期間(一般NISA:5年、つみたてNISA:20年)が定められていましたが、新NISAではこれが無期限に。口座開設期間も恒久化されました。
また、年間投資可能額は、それぞれ下記のように拡大されています。
- (旧)一般NISA120万円→(新)新成長投資枠240万円
- (旧)つみたてNISA40万円→(新)つみたて投資枠120万円
生涯活用できる制度となった「新NISA」のメリットを最大限に生かし、計画的に使っていけたら良いですね。