「住民税非課税世帯」という言葉、聞いたことありますか? 簡単に言うと、一定の所得以下で住民税がかからない世帯のことです。
最近の物価上昇で、こうした世帯の生活はますます厳しくなっています。そこで政府は支援策として、住民税非課税世帯に3万円の給付金を支給することを決定しました。
この記事では、その3万円給付の詳細や、住民税非課税世帯の条件について分かりやすく解説します!ぜひ参考にしてくださいね。
1. 住民税のしくみをおさらい!
住民税は、都道府県や市区町村などの自治体に納める地方税です。都道府県が課税する道府県民税(東京都では都民税)と、市区町村が課税する区市町村民税を合わせて課税・徴収されます。
住民税の金額は、前年の所得を基準に計算される、均等割と所得割(所得の約10%)の合計額です。ただし、所得が一定基準を下回る場合は「住民税非課税世帯」となり、住民税を支払う必要がありません。
次では住民税非課税となる要件を、具体的に見ていきましょう。
※均等割:定額で課税される部分
※所得割:前年の所得金額に応じて課税される部分