4.3 【80歳代】国民年金の平均月額の一覧表
- 80歳：5万6736円
- 81歳：5万6487円
- 82歳：5万6351円
- 83歳：5万8112円
- 84歳：5万7879円
- 85歳：5万7693円
- 86歳：5万7685円
- 87歳：5万7244円
- 88歳：5万7076円
- 89歳：5万6796円
国民年金は保険料が一律であるため、受給額に大きな個人差が生じにくく、平均受給月額は5万円台にとどまっています。
ただし、現役時の年金の加入状況や加入期間、支払ってきた保険料によって受給額には違いが出ます。
ご自身の年金見込額については、ねんきん定期便やねんきんネットなどで確認することをおすすめします。
5. まとめにかえて
現シニア世代の年金受給額は、厚生年金が月額14～16万円、国民年金は5万円台が平均値となりました。
ただし、現役時代の年金保険料納付状況により、個人差が生じるため、平均値は参考程度に見ておきましょう。
特に厚生年金は年金加入期間と年収が年金額に影響するため、大きな個人差が見られます。
大学卒業後、60歳までフルタイムで働く人もいれば、扶養の範囲内で週に3日程度だけ働くという人もいます。こうした働き方や収入の違いが老後の年金額の差となりますので、「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で自身の受給見込額を確認しておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金請求書（はがき型）が届いた方へ」
- 公益財団法人生命保険文化センター「老齢年金生活者支援給付金について知りたい」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします～年金額は前年度から 1.9％の引上げです～」
和田 直子
