近年、物価の上昇や日本経済の不透明感から、将来の安定した生活を目指して早いうちから資産を形成したいと考える若者も増えてきています。そのため、資産運用に対する関心が高まっています。

【写真7枚】将来的に金融商品を購入しようと検討している理由。写真後半では新NISAのシミュレーション結果を掲載!

将来的に金融商品を購入しようと検討している理由

出所:金融庁「リスク性金融商品販売に係る顧客意識調査結果」

このような環境下で、日本政府が導入した「NISA」は、投資初心者でも手軽に資産運用を始められる制度として、若者からも注目を集めています。

2024年6月の時点で、30歳代が保有するNISA口座の総数は、約425万件に達しており、日本の30歳代人口(約1325万人)の約32%、3人に1人が口座を保有しています。

30歳代はまだ投資をするには早いと思われている方も、そんなことはないことがわかるのではないでしょうか。

今回は、投資の入口としてもよく耳にする「新NISA制度」について簡単に説明すると共に、例えば30歳代から30年間、毎月5万円をつみたて投資した場合のシミュレーションを、利回り別に紹介します。ぜひ参考にしてください。