2. 4つの都道府県の「二輪車の保有台数」を比較すると…

都道府県別二輪車保有台数ランキング

都道府県別二輪車保有台数ランキング

出所:一般財団法人 自動車検査登録情報協会「都道府県別・車種別保有台数表」を参考に筆者作成

一般財団法人 自動車検査登録情報協会が公表している「都道府県別・車種別保有台数表」によると、日本で一番「二輪車の保有台数」が多い都道府県は、東京都です。気になる保有台数は、50万1815台(2024年9月末時点)となっています。

二番目に多いのは、神奈川県の33万1561台。三番目は大阪府の26万1900台で、四番目は愛知県の23万9190台でした。

都道府県別二輪車保有台数の順位を見てみると、上位には人口が多い都道府県がランクイン。人口の全国順位TOP10の都道府県が、二輪車保有台数でもTOP10を占める結果となりました。

ちなみに、国内の二輪車保有台数は、2024年9月末時点で411万1329台。確認できる資料で一番古い1966年の二輪車の保有台数は87万5069台なので、58年間で約4.7倍に増えています。

3. 東京都の都内総生産は名目113兆7000億円

ここからは日本で一番「二輪車の保有台数」が多い東京都について紹介します。

日本の首都である東京都は、関東地方の南部に位置し、東は千葉県、西は山梨県、南は神奈川県、北は埼玉県に面しています。東西に長く広がる土地には山地や丘陵、台地などが分布し、海抜4m以下の低地から2000mの山地まで起伏に富んだ地形です。

面積は2188.67平方キロメートル(参考値)で47都道府県で三番目の小ささ。一方、人口は日本で一番多く、2024年1月1日時点で1391万1902人の人が暮らしています。

行政区域は特別区である23区と、26市、5町、8村で構成されており、人口TOP5の地域は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。

  • 世田谷区 91万8141人
  • 練馬区  74万1540人
  • 大田区  73万3634人
  • 足立区  69万3223人
  • 江戸川区 68万9961人

経済面を見てみると、2021年度の都内総生産は名目113兆7000億円。都民所得は80兆7000億円でした。

いかがでしょうか。今回は日本で一番「二輪車の保有台数」が多い都道府県について紹介しました。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年12月5日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太