シャープが一時▲6%安に迫る急落! 日経平均株価は5日続伸

【東京株式市場】 2018年8月27日

株式市場の振り返り-薄商いの中で日経平均株価は今年2度目の5日続伸

2018年8月27日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,799円(+197円、+0.9%) 5日続伸
  • TOPIX 1,728.9(+19.7、+1.2%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,024.2(+29.6、+3.0%) 4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,767、値下がり銘柄数:273、変わらず:65
  • 値上がり業種数:30、値下がり業種数:3
  • 年初来高値更新銘柄数:49、年初来安値更新銘柄数:11

東証1部の出来高は10億4,583万株、売買代金は1兆8,434億円(概算)となり、いずれも先週末より増加しました。ただ、増加はしたものの、低水準の商いに変わりはなく、模様眺めムードは依然として強いようです。

出来高こそ10億株をかろうじて上回りましたが、売買代金は7日連続で2兆円を割り込みました。

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そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移し、上値を試す展開となりました。後場の半ばには一時+236円高まで上昇する場面も見られましたが、最後はやや失速して終値は22,800円には届いていません。

それでも4月13~19日に続き、今年2度目の5日続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続伸となり、上昇率は日経平均株価を大きく上回りました。これは、大型株のみならず、中小型株を含めた全体に買い戻しが広まったことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は4日続伸、終値で8月10日以来の1,000ポイント台

東証マザーズの出来高は6,881万株、売買代金は972億円となりました。出来高は先週末より小幅増加となりましたが、売買代金はやや減少しています。売買代金は再び1,000億円を下回りましたが、個人投資家の物色意欲に回復の兆しが出ていることに変わりはないと見られます。

また、総合指数も+3%に近い大幅上昇となって4日続伸となり、終値でも8月10日以来の1,000ポイント台となりました。このまま1,000ポイント台を維持するのか注目されましょう。

東京エレクトロンが大幅高で5日続伸、シャープが一時▲6%安に迫る急落

個別銘柄では、ファナック(6954)が大幅高となり、同じく大幅高の東京エレクトロン(8035)は5日続伸となりました。

また、リクルートホールディングス(6098)、アステラス製薬(4503)、NTTデータ(9613)、トレンドマイクロ(4704)、セコム(9735)など内需関連株がいずれも年初来高値を更新しています(セコムのみ終値は下落)。

その他では、ハイテク株の電子部品株が総じて大きく値を上げ、村田製作所(6981)が大幅高で4日続伸となり、日本電産(6594)、ローム(6963)、TDK(6762)なども買われたことが目を引きました。

一方、KDDI(9433)が値を下げ、日本電信電話(9432)も反落となりました。また、エーザイ(4523)や第一三共(4568)など医薬品株の一角が売られ、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も大幅反落となっています。

その他では、総じて堅調だったハイテク株の中で、シャープ(6753)が一時▲6%安に迫る急落となったことが注目を集めました。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が+12%超高の急騰となって7連騰になりました。また、アンジェス(4563)やブライトパス・バイオ(4594)など他の医療バイオ関連株も大きく値を上げています。

一方、ブランジスタ(6176)が下落し、先週末に急騰したZUU(4387)も反落して引けました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。