1.2 【特徴2】運用状況を確認する

みなさんは、投資したあと、運用状況を把握できていますか。

お金持ちの方は、資産運用においてあまりほったらかしにすることはありません。

なぜなら、金融市場の動向や世界情勢などにより、投資先の価格が変動することがあるからです。

資産運用を行なう際、「下がったら買い増す」「上がって、利益が〇〇まで得られたら売却する」「しばらく保有しておく」など、目標を決めているお金持ちの方が多いです。

状況によって、投資の判断を行う必要があるため、運用状況に目を光らせています。

1.3 【特徴3】投資先にまつわるニュースをチェックする

資産形成に欠かせない情報収集

資産形成に欠かせない情報収集

出所:MangoStar_Studio/istockphoto.com

資産運用に、情報収集は必須です。

お金持ちの方は、日々投資にまつわるニュースをチェックして、次の一手を考えています。

投資先の状況だけでなく、投資先に関係する企業や地域、国、相場観など、さまざまなことに着目して新たな情報を得ようとします。

ここまで、証券会社の元富裕層担当社員であった筆者の経験をもとに、「富裕層」は投資したあと、どのような行動をする傾向にあるのかまとめてきました。

では、日本に富裕層はどれくらいいるのでしょうか。

富裕層が保有している資産規模や世帯数について、次章で詳しく見ていきます。