今年も残り1か月ほどとなりました。年末年始に向けて、出費が増えるご家庭も多いのではないでしょうか。

特に、年金が主な収入源となっているご家庭では、次の支給日を心待ちにしている方もいらっしゃるかもしれません。

年金の受給額には個人差がありますが、今回は厚生年金で月10万円以上を受け取っている人の割合についてご紹介します。

現代のシニア層が実際にどのくらいの年金を受け取っているのかを確認し、現役時代から備えることの大切さを考えてみましょう。

1. 厚生年金と国民年金の平均月額

なお、 厚生年金の平均年金月額は14万3973円、国民年金は5万6316円となっており、男女別に見ると以下のようになっています。

【男性】
厚生年金:16万3875円
国民年金:5万8798円

【女性】
厚生年金:10万4878円
国民年金:5万4426円

※厚生年金の平均月額には基礎年金部分が含まれます

現役時代の収入と加入期間に応じて支給額が決まる厚生年金については、男女間で6万円ほどの差が見られます。

平均値は上記のようになっていますが、実際にどのくらいの金額を受け取っているのか、受給額ごとの受給者数も確認しましょう。