2. 九州・沖縄地方の県の人口を比較すると…
総務省が公表している「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、2024年1月1日時点で九州・沖縄地方で一番人口が少ないのは佐賀県です。気になる人口は、80万1051人となっています。
佐賀県の次に人口が少ないのは宮崎県の105万8710人。次いで大分県の111万2827人がランクイン。アンケートで24%の人が選択した沖縄県は148万5669人でした。
人口が少ない都道府県の全国順位を見てみると佐賀県は6位で、徳島県(71万12人)、福井県(75万2390人)に次いで人口が少ない都道府県となっています。
日本で一番人口が多い東京都の人口は1391万1902人なので、佐賀県と東京都では人口に約17倍もの差があります。
3. 佐賀県の県内総生産は名目3兆1792億円
ここからは、九州・沖縄地方で一番人口が少ない佐賀県について紹介します。
九州の北西部に位置する佐賀県は、東は福岡県、西は長崎県、北は玄界灘、南は有明海に面しています。面積は2439.65 平方キロメートルと九州地方で一番小さく、全国でも6番目の小ささです。
年間の平均気温は16度前後の地域が多く、穏やかな気候です。そんな温暖な気候と肥沃な土壌を活かし、米、麦、大豆のほか、いちご、たまねぎ、アスパラガスなどの生産が盛んです。
県には10の市と10の町があり、2024年4月時点の人口は80万1051人。総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、佐賀県の人口TOP3の都市は以下の通りです(2024年1月1日時点)。
- 佐賀市 22万8042人
- 唐津市 11万5475人
- 鳥栖市 7万4492人
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目3兆1792億円。1人当たり県民所得は274万4000円でした。
いかがでしょうか。今回は九州・沖縄地方で一番「人口が少ない」都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年11月19日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
小野田 裕太