ヤフーの給料はどのくらいか企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は国内最大のポータルサイト運営企業、ヤフーです。

ヤフーの平均年間給与はいくらか

ヤフー（提出会社）の2018年3月31日時点での平均年間給与は 766.8万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は35.9歳で40歳を下回っています。平均勤続年数は6.5年となっています。

有価証券報告書の提出会社（単体）の従業員数は2018年3月31日時点で6330名。単体で6000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

また、連結の従業員数は1万2244名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

ヤフー（連結）の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上収益ですが、過去5年をみると増収が続いています。2014年3月期には4085億円であったものが、2018年3月期は8971億円となっています。

営業利益については、売上収益の傾向とは異なり、2014年3月期は1964億円、2016年3月期は2249億円まで増加しましたが、2018年3月期は1858億円へと減少しています。

親会社の所有者に帰属する当期利益は、5年でみるとほぼ横ばいです。2014年3月期は1286億円、2016年3月期は1716億円まで増加しましたが、2018年3月期は1311億円となっています。

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

LIMO編集部