低所得者世帯を対象に、「3万円給付」が行われることが決定しています。
燃料油・電気・ガスの価格に対する支援も実施されるとあり、くらしにどのような影響が出るのか注目する人も多いでしょう。
今回は、給付金支給の対象となる世帯の要件や、支給の動向についてみていきます。中には独自の事業で、対象者を拡大する自治体もあるようです。
非課税世帯の構成についても見ていきましょう。
1. 【低所得者世帯への3万円】いつ支給開始?
2024年12月17日、低所得者世帯への「3万円給付」に関する補正予算案が可決・成立しました。
一世帯あたり3万円、さらに対象となる子どもがいる場合は一人あたり2万円が加算して支給される見込みです。
2024年には、「2024年度に新たに住民税非課税世帯に該当した人」を対象として、10万円の給付が行われました。
今回の給付金と合わせると13万円の支給になることが見込まれます。
実際の支給スケジュールは自治体によって異なっており、現在準備中のところが多いです。
今回は、情報を公開している自治体の一例を紹介します。
1.1 3万円支給のスケジュール(1月の自治体例)
例えば大阪府豊中市では、2024年12月19日に一般会計総事業費約27億5千万円の補正予算案を市議会に提出し、議決を得ました。
これにより、「2024年12月13日時点で豊中市に住民登録がある令和6年度住民税非課税世帯」を対象として、2025年1月末から順次支給を開始するとしています。