2. 香川県と岐阜県高山市の面積を比較すると…

国土地理院が公表している「都道府県別面積の順位」及び「市区町村別面積の順位 大小各20位」によると、面積が大きいのは岐阜県高山市です。

気になる大きさは、高山市が2177.67平方キロメートル、香川県が1862.32平方キロメートルで、その差は約315平方キロメートル。琵琶湖(669.26平方キロメートル)の約半分ほどの差です。

高山市は岐阜県の北部、飛騨地方の中央に位置し、市域は東西に約81km、南北に約55km。面積の小さい都道府県と比べてみると、高山市は香川県だけでなく大阪府(1901.42平方キロメートル)よりも大きく、東京都(2103.97平方キロメートル)にも匹敵する大きさです。

面積の小さい都道府県・面積の大きい市区町村のランキングTOP5を見てみると…

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出所:国土地理院「都道府県別面積の順位」「市区町村別面積の順位 大小各20位」を参考に筆者作成

3. 香川県と岐阜県の経済面を比較

ここからは香川県と岐阜県について紹介します。

四国の東北部に位置する香川県は、北は瀬戸内海をはさんで瀬戸大橋で岡山県と結ばれ、東および南は徳島県に、西は愛媛県に面しています。地形は半月型で、南部には讃岐山脈、北部には讃岐平野が広がります。

香川という名前は、「香の川」からきていると言われています。香川の奥山に樺川(樺河)というところがあり、その地には樺の木があったそう。そして、その地点を流れる川の水に香りをうつして流れたことから、香川になったと伝えられているのです。

そんな香川県は、現在8市9町で構成。国土地理協会の2024年4月調査によると、香川県の人口TOP3の市は以下の通りです。

  • 高松市 41万7963人
  • 丸亀市 11万970人
  • 三豊市 6万1086人

経済面を見てみると、2021年度の香川県の県内総生産は名目3兆8638億円。一人当たり県民所得は、285万1000円でした。

4. 岐阜県の県内総生産は名目8兆110億円

日本のほぼ中央に位置する岐阜県は、愛知県、三重県、滋賀県、福井県、石川県、富山県、長野県と隣接する内陸県です。北部の飛騨地域には御嶽山、乗鞍岳など、標高3000メートル超えの山々が連なり、南部の美濃地域には濃尾平野が広がります。

県内には21市19町2村があり、国土地理協会「2024年4月調査 市町村別 人口・世帯数(日本人住民+外国人住民)の2024年4月調査」によると、岐阜県の人口TOP3の市は以下の通り。

  • 岐阜市  39万9492人
  • 大垣市  15万7489人
  • 各務原市 14万4451人

経済面を見てみると、2021年度の岐阜県の県内総生産は名目8兆110億円。一人当たり県民所得は、309万2000円でした。

いかがでしょうか。今回は日本で1番面積の小さい香川県と、1番面積の大きい市区町村の岐阜県高山市について紹介しました。

4.1 調査概要

  • 調査日:2024年11月19日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
  • クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査

参考資料

小野田 裕太