「老後にペットを迎えたい」と思い描く方もいます。
現役時代は仕事が忙しく、寂しい思いをするからと老後の楽しみにとっている方もいますね。
一方で、厚生年金や国民年金の支給額で「ペットを飼う」という余裕があるのか気になるものです。
アニコム損害保険株式会社が2023年に実施した調査によると、飼い猫に対し1年間にかける費用は平均17万円で、前年比105.3%と増加しています。
今回は、厚生年金と国民年金の受給額を確認しながら、理想の老後を迎えるために、老後の収支をシミュレーションしてみましょう。
1. 「国民年金と厚生年金」どちらを受給できるか
日本の公的年金制度は「国民年金と厚生年金保険」の2階建て構造となっており、働き方等によって加入者が決まります。
現役当時の加入状況によって、将来の年金受給額が異なる点を押えておきましょう。