ソフトバンクG続落! 急展開の末に日経平均株価も続落

【東京株式市場】 2018年8月16日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅続落、一時▲332円安後は一時プラス圏浮上も

2018年8月16日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,192円(▲12円、▲0.1%) 続落
  • TOPIX 1,687.1(▲10.8、▲0.6%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 942.4(▲12.6、▲1.3%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:367、値下がり銘柄数:1,673、変わらず:64
  • 値上がり業種数4、値下がり業種数:29
  • 年初来高値更新銘柄数:11、年初来安値更新銘柄数:436

東証1部の出来高は15億4,677万株、売買代金は2兆5,867億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国NY市場の軟調を受けてリスクオフモードが強まった一方で、米中貿易摩擦問題に解決の兆候が見え始めたというニュースを手掛かりに下値を拾う動きも活発となりました。

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売買代金は3日ぶりに2兆5,000億円を上回る水準となっています。

そのような中、日経平均株価は前場に荒い値動きとなりました。寄り付き後間もなく一時▲332円安まで大幅下落する場面がありましたが、その直後に急反発して一気に+36円高まで浮上するなど急展開を見せました。

ただ、後場に入ると前日終値を挟んだ攻防となり、膠着感が強まる中で結局は小幅下落の続落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落でしたが、下落率は日経平均株価より大きくなりました。これは、大型株以外の中小型株が総じて売られたことを示唆しています。

東証マザーズ総合指数は続落、売買代金は25日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,934万株、売買代金は829億円となり、いずれも前日より減少しました。前日までは個人投資家の投資意欲が徐々に戻ってきた兆候が見られたものの、一転して盛り上がりに欠けた商いとなりました。

また、総合指数も大きく値を下げて続落で終わっています。900ポイント割れも懸念すべき状態はまだ続いていると言えそうです。

資生堂が▲5%超安の急落、資本財銘柄ではコマツやマツダが連日の安値更新

個別銘柄では、ソフトバンクグループ(9984)が続落し、資生堂(4911)は▲5%超安の急落となり、キヤノン(7751)とアサヒグループホールディングス(2502)は年初来安値を更新しました。

また、米国ナスダック指数の大幅安を受けてハイテク株が軟調に推移し、パナソニック(6752)、日立製作所(6501)、日本電産(6594)など主力株の一角がいずれも年初来安値を更新しています。

その他では、コマツ(6301)と日立建機(6305)が連日の安値更新となり、自動車株ではマツダ(7261)も連日で安値を付けました。

さらに、小売株の一角も売られ、良品計画(7453)が大幅下落となり、ニトリホールディングス(9843)は安値更新となったのが目を引きました。

一方、ファーストリテイリング(9983)とファナック(6954)が値を上げ、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)も堅調に推移しました。

また、自動車株ではスズキ(7269)が大きく値を上げ、武田薬品工業(4502)は反発となっています。

新興市場では、メルカリ(4385)が小幅上昇ながら5日ぶりの反発となり、ブランジスタ(6176)は値を飛ばしてストップ高で引けました。一方、CYBERDYNE(7779)が連日の急落となり、小幅下落となったそーせいグループ(4565)とともに年初来安値を更新しています。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。