日本全国にはさまざまな方言があります。同じ言葉でも住む場所が違えば意味が変わる言葉もあるのはご存じでしょうか。
ランキングサイト「ランキングー!」を運営する株式会社CMサイトが、9649人を調査した「地域によって意味が違う面白い方言ランキング」を2024年11月20日に公開しました。
1位は「じゃんぼ」となりました。青森県などでは「髪の毛」という意味で使われていますが、茨城県、栃木県などでは「葬式」の意味となるそうです。
今回はランキングから1~3位をピックアップしてお届けします。記事後半では2023年の地方別平均年収ランキングを紹介します。
1. 【地域によって意味が違う面白い方言ランキング】1位「じゃんぼ」髪の毛(青森県)葬式(茨城県、栃木県)
1189票を集めて1位に輝いたのは「じゃんぼ」です。以下のように使われています。
- 髪の毛(青森県など)
- 葬式(茨城県、栃木県など)
青森の津軽弁では髪を切ることを「じゃんぼを刈る」と言うそうです。一方、茨城県では「じゃんぼできた」と言うと、葬式ができたという意味になるそうです。全く違う意味なので他県民にとっては不思議に思えますね。
投票者からは「髪の毛が『じゃんぼ』だなんて、考えたこともなかった」「語源はどこから…絶対わからないです」など驚きのコメントが多かったようです。
2. 【地域によって意味が違う面白い方言ランキング】2位「ほっこりする」疲れる、うんざりする(滋賀県、福井県)
2位には1144票を集めた「ほっこりする」がランクイン。以下の意味があります。
- ほっとする、安心する(標準語)
- 疲れる、うんざりする(滋賀県、福井県など)
プラスの意味合いで広く使われている「ほっこりする」は滋賀県や福井県などでは、疲れるなどの真逆の意味で使われています。
投票者は「癒やし系の言葉なのに、マイナスな意味合いなのね」とコメントしていました。