2. 年金から天引きされる6つのお金

  1. 介護保険料
  2. 国民健康保険料
  3. 後期高齢者医療保険料
  4. 住民税
  5. 森林環境税
  6. 所得税および復興特別所得税

年金から天引きされるのは上記の税金や保険料です。それぞれ解説していきます。

2.1 介護保険料

年金から天引きされる1つ目のお金は介護保険料です。65歳以上かつ年間の年金受給額が18万円以上なら、年金から自動的に天引きされます。

一方で18万円未満の場合は、普通徴収にて納める必要があります。

2.2 国民健康保険料

2つ目の天引きされるお金は国民健康保険料です。65歳以上75歳未満かつ年間の年金受給額が18万円以上の方が特別徴収の対象になります。

ただし、自治体によっては初めての特別徴収に限り、特別徴収と口座振替を選択できるケースもあります。自動で天引きされると支払いが困難になってしまう方などは自治体から送付される書類を確認してみてください。

2.3 後期高齢者医療保険料

後期高齢者医療保険料も年金から天引きされるお金のひとつです。後期高齢者医療保険料とは、主に75歳以上の方が加入する公的医療保険のことです。

対象となる年齢は異なりますが、国民健康保険料と同じく年間18万円の年金受給者が対象となります。なお、74歳以下でも後期高齢者医療広域連合から認定を受けた場合、後期高齢者医療制度に加入できます。