4. 老後に向けて「いま出来ること」は何か

今回は現役シニア世代60歳代と70歳代にフォーカスして、リアルなお財布事情について眺めてきました。

「老後2000万問題」が騒がれて数年。止まらない物価上昇を踏まえると、準備しておきたい目安金額は、3000万円、4000万円、と高額になるかもしれません。

先述の通り、資産を効率的に積み上げるためには「時間を味方につける」ことは鉄則です。

長引く低金利の中、大きな目標金額をクリアするためには「運用」を取り入れることは必要不可欠です。

人それぞれ準備しておきたい資金、安心できる金額はさまざまです。まずはご自身の目標（ゴール）を見つけてみることが一歩となるでしょう。

皆さんが少しでも安心して老後を迎えられますように、ひとつのきっかけとなれば幸いです。

参考資料

笹村 夏来