2. 新NISAで積立投資を行う際の注意点

以下のような注意点も押さえておきましょう。

2.1 途中で売らない

保有商品の値動きが良くないなどの理由で、途中で売却したり、積み立てをやめたりするのは避けましょう。

タイミングによっては損失が発生するばかりか、積立投資のメリットを享受できません。

2.2 分散し過ぎない

積み立てる商品の種類を増やせばリスクを抑えられますが、その分リターンも小さくなります。

特に、投資信託は複数の資産や銘柄に分散投資する商品なので、過度な分散は必要ありません。

3. 50歳から積立投資を始めるのは遅い?「利回り別」積立投資シミュレーション

投資期間が長いほど安定した運用成果を得られる可能性が高いので、なるべく若いうちから始めるに越したことはありません。

しかし、50歳からでも15年以上の投資期間を確保できるので、老後への備えはまだ間に合います。

今回は、50歳から65歳まで「月5万円」ずつ積み立てたケースを想定し、シミュレーションを行いました。

※本シミュレーションは、実際の運用結果を保証するものではありません。

3.1 月5万円・15年間・想定利回り3%

月5万円・15年間・想定利回り3%

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

3.2 <資産額推移>

  • 55歳:323万円
  • 60歳:699万円
  • 65歳:1135万円