2. 【元銀行員は見た】富裕層の共通する習慣2つ
ここでは、Black Card Ⅰ株式会社「【ラグジュアリーカードの初の会員ライフスタイル調査】全体の6割が年収アップの見込み、直近1年で15億円の不動産購入も」のデータから、富裕層に共通するお金の使い方の意識について紹介します。
調査概要は以下のとおりです。
【調査概要】
- 調査名:「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」
- 調査期間:2024年2月21日~2月26日
- 調査方法:インターネット調査
- 対象者:ラグジュアリーカード会員のうち世帯年収2000万円以上の方
- 調査人数:342名
2.1 自分の「好き」にとことんこだわる
富裕層は、自分が好きなことや必要と考えることには、ためらうことなく出費しています。
知的好奇心も旺盛で、新しい学びへの出費も惜しみません。
【お金の使い方、出費の抑え方について(複数回答)】
- 自分の好きなものには出費を惜しまない:73.2%
- 家族や仲間との時間には出費を惜しまない:70.8%
- 自己投資になる体験には出費を惜しまない:56.1%
- 長期的に資産価値や投資価値が高いものには出費を惜しまない:48.5%
- 待ち時間を短くする、生産性を上げるためのアウトソーシングなどには出費を惜しまない:37.2%
- 有名で高価なブランドには出費を惜しまない:9.3%
- 人から羨ましがられるような高価なものには出費を惜しまない:6.8%
- 人との出会いや交流には出費を惜しまない:30.8%
好きなら値段は関係なく、着心地を重視してユニクロなどのファストファッションを着こなす方も多い印象です。
高級品ばかりを身に着けている富裕層はごく一部で、見栄を張るためのお金の使い方はしていません。
全ての判断基準は自身の基準や価値観に基づいており、浪費ではなく意味のある支出をしています。
さらに、自分自身への投資で養われた知識や審美眼は、後々、自身の仕事や人脈に活かされることを理解しています。