1. 純金融資産保有額「1億円以上」の富裕層はどれぐらいいる?
2023年3月1日、野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」によると、富裕層は純金融資産保有額1億円以上の世帯を指しています。
【マーケットの分類】
- 超富裕層:5億円以上
- 富裕層:1億円以上5億円未満
- 準富裕層:5000万円以上1億円未満
- アッパーマス層:3000万円以上5000万円未満
- マス層:3000万円未満
1.1 富裕層と超富裕層の純金融資産保有額は364兆円
- 超富裕層:105兆円(9万世帯)
- 富裕層:259兆円(139万5000世帯)
- 準富裕層:258兆円(325万4000世帯)
- アッパーマス層:332兆円(726万3000世帯)
- マス層:678兆円(4213万2000世帯)
富裕層と超富裕層の世帯数は全体の約2.7%を占め、148万5000世帯です。
さらに富裕層と超富裕層は、純金融資産保有額1632兆円のうち、全体の22%の364兆円を保有しており、少ない世帯数で多くの金融資産を保有しているとわかります。