2. 鉢植えやプランターで育てるメリットとは?

冬の北向きの玄関のように、日が当たりにくい場所で植物を育てるなら、プランターで植物を育てるのがおすすめです。

多くの場合、植物の生長には適度な日光が欠かせません。日光が不足すると、茎が徒長してヒョロヒョロとした見た目になるだけでなく、花つきも悪くなる原因になります。

プランター栽培なら、定期的に日の当たる場所に移動させることも可能。季節に合わせて移動させれば、近年の猛暑対策にもなります。

プランターは乾燥しやすいので、植物の特性や季節に応じた水やりを忘れないことも、植物を元気に育てる大切なポイントです。

3. 日陰の玄関が垢抜ける!プランターでも育てやすい《秋冬の花》2選

3.1 クリスマスローズ

うつむき加減に咲く花が美しい冬の定番花「クリスマスローズ」

白い花を下向きに咲かせているクリスマスローズ。つぼみの付け根はピンク色。

Alena Charykova/shutterstock.com

人気のクリスマスローズは、冬ガーデンに欠かせない多年草。地植えでもプランターでも育てられますが、プランター栽培なら下向きに咲く美しい花を、真正面から眺められるのが嬉しいメリットです。

また、クリスマスローズは夏越しが難しいので、プランターなら環境に合わせて移動させることができます。暑い夏は涼しい場所へ、秋以降は明るい日陰や半日陰など、適切な環境に移して育ててみましょう。

※参考価格:600円~3000円前後(3号苗)

3.2 ツワブキ

鮮やかな花とつややかな葉で日陰の空間を彩る「ツワブキ」

黄色の花が満開のツワブキ

Lee waranyu/shutterstock.com

ツワブキは、秋から初冬にかけてイエローやホワイトの花を咲かせる多年草。強健な性質で、暑さや寒さに強く、初心者も育てやすい植物です。

日陰でも生育可能で、一年中、葉を枯らすことがないため、日が当たりにくい玄関でも楽しむことができます。

斑入り葉の品種も多く、趣のある姿はガーデンのアクセントにもなります。

※参考価格:500円~1000円前後(4号苗)