ハイエースといえば、様々な業種での運送はもちろん、建設業などに従事する職人さん御用達のバンとして見ない日がないくらい日本中で活躍している車種です。

そして個人ユースでもその広い荷室や商用バンならではの拡張性が好まれ、アウトドアや車中泊、さらに趣味のアイテムを運ぶツールとして人気が出てきました。

なぜ、数ある車種の中からあえてハイエースが選ばれるのでしょうか。そして日頃意識しない商用バンであるハイエースの価格やスペックはどうなのか?この機会にご紹介していきます。

1. ハイエースとは?

【写真全9枚中1枚目】トヨタ「ハイエース」。2枚目以降で、ハイエース特別仕様車や安全装置などをチェック

トヨタ「ハイエース」

出所:株式会社トヨタ自動車「TOYOTA、ハイエースの安全装備を充実」

ハイエースには、ハイエースバン、ハイエースワゴン、ハイエースコミューターという3つのバリエーションがあります。

バンタイプは2/5人乗りと3/6人乗りというリアシートをたたむことで乗車人数を変えられる仕様と9人乗り。ワゴンタイプは10人乗り、コミューターは14人乗りとなっています。

個人ユースならワゴンを選びたくなりますが、ハイエースワゴンは10人乗りという事で装備もシートも簡素であり、幼稚園や旅館、または現場への送迎用に向いています。