2. 2003年と2023年の都道府県別人口を比較してみると…

20年前と比べた都道府県別の人口比較

20年前と比べた都道府県別の人口比較

出所:総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」「平成15年10月1日現在推計人口」を参考に筆者作成

総務省統計局が発表した「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」と「平成15年10月1日現在推計人口」を見てみると、20年間で人口が増加したのは8都県のみ。1番人口が増加している東京都は20年間で177万6000人も増加しています。

2番目に人口が増加したのは、神奈川県でその数は54万2000人。神奈川県の2003年時点の人口は868万7000人で、2023年には922万9000人となっています。

選択肢にあった県の増加数は以下の通りです。

  • 愛知県 増加数31万9000人
  • 埼玉県 増加数30万2000人
  • 千葉県 増加数23万3000人

ちなみに20年前と比較して1番人口が減少しているのは北海道で、その数は56万7000人となっています。北海道の2003年時点の人口は、565万9000人でしたが、2023年には509万2000人となっています。

3. 神奈川県の県内総生産は35兆2878億円

ここからは、20年間で2番目に人口が増加している神奈川県について紹介します。

神奈川県は首都圏の一角に位置し、33の市町村で構成されています。全国で唯一、3つの政令指定都市(横浜・川崎・相模原)を有する県です。

経済面を見てみると、2021年度の名目県内総生産は35兆2878億円。県民所得は29兆5440億円で、県民所得を県の総人口で割った一人当たり県民所得は319万9000円でした。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年10月10日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)

参考資料

小野田 裕太