LIMO編集部が、過去1週間でよく読まれた記事を集計し、その中から厳選したコンテンツを「見逃し配信」としてお届けします。ご参考にしていただければ幸いです。 (初公開日:2024年10月16日) |
2024年9月に公表された総務省の「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」によると、2023年度の65歳以上の就業者数は過去最高で、就業率も増加傾向にあります。
本記事では、70歳まで働くと「厚生年金」はいくら増やせるかについて解説します。
厚生年金の計算方法や高齢者の就業状況も紹介しますので、定年後の働き方を考えるときの参考にしてください。
1. 高齢者の就業状況
総人口に占める65歳以上(高齢者)の割合は、29.3%と過去最高になるとともに、就業者数や就業率も過去最高となりました。
高齢者の就業率は増加傾向にあり、特に「65歳から69歳」「70歳から74歳」の人の就業率は大幅に上昇しています。
「65歳から69歳」の就業率は52%で、定年後70歳まで働くことが普通になったと言えるでしょう。