【津軽弁 豆知識②】「んど」を使うと増える?
津軽弁中級レベルとも言える「けやぐ」とも一緒に使用される「んど」。特定の言葉の後につく接尾となり、複数であることを表します。
- わらはんど(意:子供たち)
- けやぐんど(意:友達たち)
と使用されることが多く、友達を指す「けやぐ」(契約が訛ったと言われる)につくと「けやぐんど」となります。
子供たちという意味となる「わらはんど」も、これまた津軽地方ではよく耳にするワードだそうです。
津軽弁とは似て非なる青森の南部地方で使用される南部弁では「わらさど」が、子供たちという意味で使用されています。
【津軽弁 豆知識③】たくさんを表現する津軽弁はなんと8種類も!?
最後に紹介するのは、「たくさん」を表現する津軽弁「たげ」。「たげ」に限らず「たくさん」を表現する津軽弁がたくさんあるということがわかりました。
- たげ
- たんげ
- ずっぱど
- のれ
- わった
- がっぱ
- のっつ
- わっつど
などが、「たくさん」を表現する津軽弁です。
津軽地方の中でもさらに細かい地域ごとに、メインで使用されている言葉が異なるのもポイントだそうです。
ぜひ津軽弁の日の10月23日、難解な津軽弁も意味がわかれば面白く楽しめるのでぜひ簡単なものから親しんでみませんか。
當瀬 ななみ