国税庁が2024年9月に公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は460万円と報告されています。
しかし、日本国内において、同じ業種に携わっている人と比較し、ご自身の平均給与は多いのか、それとも少ないのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、最新の民間企業における業種別「平均給与ランキング」TOP10を紹介していきたいと思います。
1. 民間給与の動向
平均給与ランキングを紹介する前に、まずは民間給与の動向について見ていきましょう。
前述した国税庁の最新の報告によると、2023年12月31日時点における民間の事業所の源泉徴収義務者数は277万件となっており、前年より10万件(3.6%)減少しているほか、給与所得者数は6068万人で、前年より102万人(1.7%)増加しています。
また、給与所得者のうち、1年を通じて勤務した給与所得者数は5076万人(対前年比 0.0% 減)であり、これを男女別に見ると、男性は2887万人(同 1.3%減)、女性は2189万人(同 1.8%増)という結果になっています。