【厚生年金と国民年金】「約46万円・約67万円」支給される夫婦にはどんな違いがあるのか次回支給日は12月13日！国民年金と厚生年金の一覧表つき

2. 「国民年金と厚生年金」2024年度は2.7％の増額

年金は毎年度改定がされており、2024年度の年金は2.7％の増額となりました。

厚生労働省が公表した資料を参考に、2024年度の年金額について確認しましょう。

2024年度の年金額の例

国民年金の場合は満額で6万8000円（1人分）、厚生年金の場合はモデル夫婦の合計で23万483円（2人分）となりました。

ここでいう「モデル夫婦」とは、平均的な収入（平均標準報酬（賞与含む月額換算）43万9000円）で 40年間就業した場合、受け取り始める「老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金（満額）」という条件のもと試算されたものです。

つまり、上記の厚生年金の年金額例は「片働き世帯（会社員の夫と専業主婦の妻など）」の2人分の年金額となっているのです。

とはいえ、現代においては、共働き世帯が多くなっていることから「あまり参考にならない」と感じた方もいるでしょう。

そこで、共働き世帯・片働き世帯それぞれの、「夫婦の収入ごと」の年金例も確認しましょう。

【共働き世帯のモデル年金額例】

【片働き世帯のモデル年金額例】

それぞれの働き方や収入によって、年金額に違いが生じていることが見て取れます。