2. 東北地方で1番「人口の少ない県」は秋田県だった

都道府県別の人口ランキング

都道府県別の人口ランキング

出所:総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」を参考に筆者作成

総務省統計局が発表した「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」によると、東北地方で1番人口が少ない県は秋田県で、気になる人口は91万4000人。次いで山形県の102万6000人、岩手県の116万3000人、青森県の118万4000人となっています。

選択肢にあった4県の人口10万人以上の都市は以下の通り(公益財団法人国土地理協会:2024年4月調査)。

青森県

  • 青森市 26万5073人
  • 八戸市 21万4894人
  • 弘前市 16万19人

岩手県

  • 盛岡市 27万8410人
  • 奥州市 10万8936人
  • 一関市 10万6615人

山形県

  • 山形市 23万6855人
  • 鶴岡市 11万7821人

秋田県

  • 秋田市 29万5065人

各都道府県の人口ランキング(少ない順)を見てみると、TOP10にランクインしているのは秋田県のみでした。

3. 秋田県の県内総生産は

ここからは、東北地方で1番人口の少ない秋田県について紹介します。

全国で6番目に広い、1万1636平方キロメートルの面積を誇る秋田県。大自然の中で育まれた新鮮な農林水産物や、さまざまな郷土料理を楽しむことができる食文化も豊かです。

前述の通り、1番人口の多い都市は県庁所在地でもある秋田市(29万5065人)。次に多いのは横手市の8万1616人、大仙市の7万4664人、由利本荘市の7万1285人、大館市の6万6218人となっています(2024年4月時点)。

経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は(名目)3兆5453億円。県民所得は2兆5404億円、1人当たりの県民所得は268万9000円でした。

3.1 調査概要

  • 調査日:2024年9月24日
  • 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)

参考資料

小野田 裕太