【お金持ち】富裕層は日本にどのくらいいる？「純金融資産1億円以上」の割合を確認！富裕層の3つの共通点とは？日本で富裕層が増え続ける4つの理由

3. アドバイザーが気づいた「富裕層の共通点3つ」とは

ここからは、ファイナンシャルアドバイザーである筆者が、富裕層のマネー相談を受ける中で気づいた「富裕層の共通点」を3つお届けしたいと思います。

資産家の方は「時間」を非常に大切にしている印象があります。

まさに「Time is money」という言葉を体現しているといえるでしょう。

一日に使える時間は誰であっても平等に24時間です。

その限られた時間の中で、優先順位をつけ、自分にとって有意義だと思える物事にこそ時間を多く割くようにしているのでしょう。

1分1秒を無駄にしないその姿勢は見習いたいところですね。

1つ目の「時間」にも関連しますが、富裕層の方は「決断」が早いという共通点があるように思います。

物事を決める際に、「どうしよう、でも…」など結論を出さない理由ばかりを並べて、いたずらに時間を費やすことを嫌う傾向にあるようです。

「良いと思ったものは良い」と自分の直感や考えに自信をもち結論を出すというところからも、「即断・即決・即行動」という考えが自然と身についているのではないかと思います。

3つ目は、物事を長期的な目線で考えるという点です。

目先の損得にとらわれず、最終的に自分に利があるのであれば積極的に先行投資を行います。

買い物や人間関係、投資などその種類は様々なタイミングで分かれ道が訪れますが、基準となるのは「未来」です。「いま」だけでなく「未来」ではどうなのか？と考えられるので、結果的に時間やお金などの無駄を省けるのではないでしょうか。

本記事では、日本にいる純金融資産1億円以上の人の割合と、富裕層に共通する3つの特徴についてみてきました。

1億円もの資産を築くのは容易ではないでしょう。しかし、富裕層がそうであるように、資産運用でお金に働いてもらうことで資産を効率良く増やしていくことは可能です。

富裕層の共通点3つも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

荻野樹