老後、ひと月どのくらいの年金が貰えるのか?気になっている方もいらっしゃるでしょう。
厚生年金は、現役時代の報酬額や加入期間によって受給額が決まります。

報酬額が高く、加入期間が長ければ厚生年金だけで30万円超の受給を受けることは可能なのでしょうか。

本記事では、年金受給額一覧表をご紹介しながら、厚生年金受給額の計算方法や最大限受け取るための条件などをご紹介していきます。

1. 厚生年金の平均受給額

厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、老齢厚生年金の平均額は以下の通りです。

【写真全3枚/1枚目】年度ごとの老齢厚生年金の平均額一覧表。2枚目は国民年金の平均額も記載。

【写真全3枚/1枚目】年度ごとの老齢厚生年金の平均額一覧表。2枚目は国民年金の平均額も記載。

出所:厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

<年度:老齢厚生年金額>

  • 2018年度:14万5865円
  • 2019年度:14万6162円
  • 2020年度:14万6145円
  • 2021年度:14万5665円
  • 2022年度:14万4982円

また、日本の公的年金は2階建てとなっており、厚生年金と国民年金を併せて受給を受けることが可能です。

以下は、国民年金(老齢基礎年金)の平均受給額と、厚生年金の平均受給額です。

厚生年金と国民年金(老齢基礎年金)の平均受給額

厚生年金と国民年金(老齢基礎年金)の平均受給額

出所:厚生労働省「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」

<年度:老齢厚生年金:老齢基礎年金>

  • 2018年度:14万5865円:5万5809円
  • 2019年度:14万6162円:5万6049円
  • 2020年度:14万6145円:5万6358円
  • 2021年度:14万5665円:5万6479円
  • 2022年度:14万4982円:5万6428円