たとえば、金融機関へ来ると自分の資産を誇張するような発言をする人もいます。「お金なんてどれだけ持っていてもそんなにいいもんじゃないよ」と言ってみたり、「お金はあるんだけどいい投資先がなくてね~」などと、営業マンに”お金はたくさんありますよ”というアピールをするのです。しかし、そういう人は確かに普通の人よりはお金を持っていますが、突き抜けたお金持ちというわけではありません。
金融機関に勤めていると想像もつかないような金額をポンと入金してきたり、あっさり取引してくれたりする人を多く見ます。そういう人ほど手がかからないというのはよく聞く話です。金融機関のコールセンターに電話をしてきて、アレコレと聞いてくるだけでなく文句を言ったりクレーマーになったりするような手がかかるお客さんほど、お金持ちではない人が多いのです。
せめてお金がなくても心が貧しくなるようなことのないようにしたいものです。
見た目には「お金持ち」らしき特徴がない
お金持ちがひょっこり現れるのも金融機関ではよくあることですが、そういう人の見た目は他の人と何ら変わりはありません。そんな一見普通の人が普通にやってきて、何億円というお金を動かすということもよくあります。この人が?と不思議に思うくらいです。